1954-04-08 第19回国会 参議院 内閣委員会 第18号
この際私どもの事務のやり方の問題につきまして多少附加えて申上げたいのでありますが、実を申しますと私どものほうは曾つていわゆる配給統制と申しますか、切符制等によりまして物資調整官というような特殊の民間人を相当数入れました。
この際私どもの事務のやり方の問題につきまして多少附加えて申上げたいのでありますが、実を申しますと私どものほうは曾つていわゆる配給統制と申しますか、切符制等によりまして物資調整官というような特殊の民間人を相当数入れました。
○政府委員(伊藤繁樹君) 現在二十六年度予算に計上いたされておりますところの物資調整官の数、これは大体指定生産資材の発券に従事している職員でございますが、それは中央に七十三人、地方に百五十七人ございます。
ただこの中身は物資調整官あたりは数が非常に減少されておりまして、これは大体事務量、特に物資割当についての発券枚数というようなものを考慮いたしまして減少をいたしておりますが、たとえば物資調整の関係で、現在の定員が六千三百人というのを、二千七百人程度に削減をするということに考えております。
第二項につきましては、昭和二十二年に本法を改正いたしました際に、その附則の第二項に経済安定本部総務長官が一ケ月ごとの期間を限り特定の産業団体を指定して、これに対して個別的に指定された臨時の統制の権限を與えることを認める規定が追加され、この規定に基きまして、昭和二十二年六月より多い時は約六百の民間産業団体を指定して臨時に補助的統制事務を行わせて来たのでありますが、その後物資調整官制度の整備と統制事務の
次に第二項は、本法の附則第二項に関するものでありまして、昭和二十二年に本法を改正した際に、その附則第二項に、経済安定本部総務長官が、一箇月ごとの期間を限り、特定の産業団体を指定して臨時に輔助的統制事務を行わせて来たのであるが、その後物資調整官制度の整備と統制事務の整理の結果、昭和二十四年十月以降は民間産業団体を使う必要が全然なくなつたので、この際この不要に帰した規定を削除しようというのであります。
第二項につきましては、昭和二十二年に本法を改正いたしました際に、この附則の第二項に経済安定本部総務長官が一箇月ごとの期間を限り、特定の産業団体を指定して、これに対して個別的に指定された臨時の統制の権限を與えることを認める規定が追加され、この規定に基きまして、昭和二十二年六月より多いときは約六百の民間産業団体を指定して、臨時に補助的統制事務を行わせて来たのでありますが、その後物資調整官制度の整備と統制事勢
御批難の内容は「東北地方商工局で、臨時物資需給調整法に基く物資調整官の初度設備として三陸木材工業株式会社から並机その他四一五点を購入するに当つて、契約書を作成しなかつたばかりでなく、昭和二十二年三月二十八日完納されたものとして、代金金額二九六、四二五円を同年四月支拂つているが、年度内に納入されたものは皆無であり、同年八月十日に至り漸く完納された状況であつて、経費の年度区分をみだつたのである。」
更に同法に基いて商工省に臨時設置されました物資調整官制度について、行政管理廳より監察報告を聽取いたしまして、又同時に民間の業者代表からも懇談的ではありましたが実情並びに意見を聽取して、この運用状態を檢討するなどの措置も委員会において行いましたわけでございます。
そこでその後この問題につきましては、物資調整官制度につきまして、行政官理廳からも非常によくお調べになつた監察報告が出ておりますし、又商工省当局や安本当局におきましても、この物資調整の現状が非常にうまく行つていないということは十分お認め下さつて、そうして非常な御勉強をなさつておることも我々は承知しております。
○説明員(柳下昌男君) 私は行政管理廰の監察部長でございますが、今御指名によりまして物資調整官制度の監察を御説明申上げようと思います。 これは私の方の行政監察は元來が法律或いは政策がどうであるかということの檢討が目的ではございませんです。定められたる規則が末端まで支障なく運営されているかどうかということの監察が我々の任務の対象でございます。
ちよつとお諮り申上げますが、先だつての理事会で、若し必要があるならば、この物資調整官制度について監察報告が出ているし、その間のつまりこういう統制の実際の運用せ司つているところの制度自身、或いは運営の内容自身の監察をされたところがあるから、その辺の説明を伺つたらという話もありまして、行政管理廰の方の一応の御出席を求めているのでありますが、今の質問はそのままにしまして、必要があればその説明をお伺いした後
先ず昭和二十一年度一般會計歳出におきまして、違法と認められました第一は、東北地方商工局で、臨時物資需給調整法に基く物資調整官の初度設備として、三陸木材工業株式會社から並机その他四百十五點を購入するに當り、契約書を作成しなかつたばかりでなく、昭和二十二年三月二十八日完納されたものとして、代金全額二十九萬六千四百二十五圓を同年四月支拂つておるが、年度内に納入されたものは皆無であり、同年八月十日に至り、漸
○政府委員(鈴木重郎君) 昨年の既定予算とそれから新らしい配給制度の切替えに伴いまして、民間の機関を資材の割当等の業務に協力を求めておりましたが、これらの民間團体が諸般の事情でこれが活用することができなくなり、且つ一面民間の統制團体等も解散、閉鎖を命ぜられました結果、これらの統制業務に関する事務を政府側に委譲するごとに相成りましで、それに伴ういわゆる物資調整官と申しておりますが、これらを以てそれらの
○冨吉政府委員 商工省の窯業課におきましては、戦災復興の問題、さらに民生安定と進駐軍向けの供給、貿易振興の問題あるいはまた基礎資材等各方面の重要な物資を所管いたしておるのでありまするが、これらを處理いたしまする人員がきわめて少いのでございまして、その大半は物資調整官と雇員をもつて構成しているような状態でございます。